NAS研修会 Atami08に参加して

 

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私は、昨年23年関のサラリーマン生活に終止符を打ち、家業の養蜂業を継ぐことにしました。

しかし、私は最初から養蜂家になりたかった訳ではなく、どちらかというとBVTに興味がありました。そこで10年ほど前に日本蜂針療法研究会(現NPO日本アピセラピー協会(JAA))に入会しました。

当時はサラリーマンだったこともあり、研修会には年に1度参加できればいい方で最近はほとんど参加できない状態でした。

しかし、独学で勉強していくうちにアピセラピーの魅力にとりつかれ、特にBVTについては知人や知人から紹介された方々に積極的に施術を繰り返すことにより、その効果に自分自身が驚き、また、その方々が笑顔になっていくことにとてもやりがいを感じました。でも何故効果があるのかという疑問が常にありました。

私は医師でも鍼灸師などでもありませんので、あまり経絡や経穴を専門家らしく語るのではなく(医学的知識や経絡・経穴の知識を持っていることは大切であり活用することを否定するものではありません。)、BVTの最大の特徴である蜂毒がどのように人体に影響を及ぼすのかなどBVT独自の理論を展開できれば、他の療術との差別化が明確になり、アピセラピストとして自信を持って施術を紹介ができるのではないか、そして施術を受ける方にも不安を与えないのではないかと感じていました。

また、その他のみつ蜂生産物についても、一般の方に少しでも興味を持っていただくためには確かな知識の習得が必要であると感じていました。

日本アピセラピー研究会(NAS)はJAAから独立した新しい組織ですが、研修はBVTだけでなくその他のみつ蜂生産物についても初心者にもわかりやすい内容であり、また世界のアピセラピー情勢や、国際シンポジウムを通じた各国との交流など、とても有意義な組織だと思います。

今回のAtami08については、スケジュール的には少しハードでしたが、内容が濃くとても満足しました。

特に玉川大学の中村教授のアピセラピーのためのミツバチ飼育法、松香会長のローヤルゼリーの講演や蜂蝋キャンドルの作製など、BVT以外の幅広い内容を楽しく学べたことは、これから養蜂と共にアピセラピーの仕事に携わっていく私にとって、何事にも代えがたい時間となりました。

NASには、まだ講演や施術ができるような人材が不足していることは否定できませんが、参加された皆さんの真剣に取り組んでいる姿を見ていると、数年先には共通の知識と技術を基盤とした人材の台頭が期待でき、将来世界から注目される組織になることを感じさせてくれました。

アピセラピー2(3): 10 (2008)より